The XBRL Specification

XBRLとは

XBRL(eXtensible Business Reporting Language)とは、財務・経営・投資など、ビジネス報告のための様々な情報を記述できるXMLベースの言語です。特に、組織における財務情報・開示情報(財務諸表や内部会計報告など)の記述に適しています。国際組織であるXBRL.Internationalから、2005年4月25日付けのXBRL 2.1 Specification最新リリース(以降、XBRL2.1Specificationと略します)が公開されています。
財務情報は、年度ごと、あるいは組織や業種ごとに、文書構造や項目、計算式などが異なるといった特徴があります。このため、従来の作成方式では作成コストがかかるだけでなく、共通化や二次利用が困難です。
XBRLでは、財務情報の作成・流通・分析・変換などに適した、XMLによる標準規約を制定しています。また、XBRL 2.1 Specificationの規約には、XML SchemaやXLinkなどのWorld Wide Web Consortium(W3C)で標準化されているXML関連技術が積極的に取り入れられています。

Previous post:

Next post: